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[2014/09/11掲載]
トップインタビュー「壽浅賢二氏」
「福祉用具専門相談員の研修ポイント制度」トップインタビュー
昨年の10月から本格スタートした研修ポイント制度。現在1位は壽浅賢二氏。
新たな制度のトップランナーにお話をうかがった。
壽浅 賢二(じゅあさ けんじ)氏
株式会社スペースケア 大阪営業所 所長
福祉用具専門相談員実務年数:10年
研修で学んだ時間がポイント化される制度。これまでの受講実績から自分が上位にランク
付けされるのが想像できたので、自身の事業所の宣伝になればと思い登録しました。
知りたいことを学びに行った結果の蓄積ですから感想は特にありません。今は1位ですが、
ポイントが大きい「福祉用具プランナー管理指導者」の同期達が登録すれば、1位を維持
するのは難しくなると思います。
特に工夫も努力も必要ないと思っています。ご利用者にサービスを提供するうえで必要な
知識を得るために、教えてもらうのを待つのか、自分でお金や時間を使って研修を受けに
いくかは個人の考え方次第だと思います。
きちんと勉強した証明になると思います。
社員教育に利用できる研修のリサーチに役立てたいと思っています。
後輩の方へは、「先輩を見習う必要はない」というメッセージを贈ります。皆いい大人ですから、
自分でしっかり考えて行動すれば良い。福祉用具について知りたければ、卸業者やメーカー
の営業の方に相談し、勉強させてもらうこともできます。時間をつくって展示会に行くのも
よいでしょう。展示会では研修ポイントは付きませんが、自分のレベルアップにつながります。
業界の方にというと恐縮ですが、福祉用具のレンタル・販売、住宅改修、どの話も一人で
できることが基本だと思います。レベルに差があるのは仕方ありませんが、「福祉用具の
ことはわかるけど住宅改修は・・・」というのはどうでしょう。本来、住宅と福祉用具は密接に
関係しているものです。トータルで提案できる福祉用具専門相談員を目指していかなければ
ならないと思います。皆さんはどう思うでしょうか?
- ありがとうございました。
昨年の10月から本格スタートした研修ポイント制度。現在1位は壽浅賢二氏。
新たな制度のトップランナーにお話をうかがった。
壽浅 賢二(じゅあさ けんじ)氏
株式会社スペースケア 大阪営業所 所長
福祉用具専門相談員実務年数:10年
- 研修ポイント制度へ登録しようと思ったきっかけは。
研修で学んだ時間がポイント化される制度。これまでの受講実績から自分が上位にランク
付けされるのが想像できたので、自身の事業所の宣伝になればと思い登録しました。
- 1位をとった感想は何かありますか。
知りたいことを学びに行った結果の蓄積ですから感想は特にありません。今は1位ですが、
ポイントが大きい「福祉用具プランナー管理指導者」の同期達が登録すれば、1位を維持
するのは難しくなると思います。
- 研修を受ける時間をつくるのに苦労するという声もききます。
何か工夫や努力されていることはありますか。
何か工夫や努力されていることはありますか。
特に工夫も努力も必要ないと思っています。ご利用者にサービスを提供するうえで必要な
知識を得るために、教えてもらうのを待つのか、自分でお金や時間を使って研修を受けに
いくかは個人の考え方次第だと思います。
- 研修ポイント制度のいいところは。
きちんと勉強した証明になると思います。
- 今後どう活用していきますか。
社員教育に利用できる研修のリサーチに役立てたいと思っています。
- 後輩や業界の方へメッセージをお願いいたします。
後輩の方へは、「先輩を見習う必要はない」というメッセージを贈ります。皆いい大人ですから、
自分でしっかり考えて行動すれば良い。福祉用具について知りたければ、卸業者やメーカー
の営業の方に相談し、勉強させてもらうこともできます。時間をつくって展示会に行くのも
よいでしょう。展示会では研修ポイントは付きませんが、自分のレベルアップにつながります。
業界の方にというと恐縮ですが、福祉用具のレンタル・販売、住宅改修、どの話も一人で
できることが基本だと思います。レベルに差があるのは仕方ありませんが、「福祉用具の
ことはわかるけど住宅改修は・・・」というのはどうでしょう。本来、住宅と福祉用具は密接に
関係しているものです。トータルで提案できる福祉用具専門相談員を目指していかなければ
ならないと思います。皆さんはどう思うでしょうか?
- ありがとうございました。
[2014/09/11掲載]
バリアフリー2014で研修ポイント制度のワークショップを開催しました(4/19)
ふくせんワークショップ
資格・養成制度の見直しと福祉用具専門相談員の研修ポイント制度
〜次期制度改正を見据えて、研修ポイント制度の展開を考える〜
ワークショップは、来年度施行予定の福祉用具専門相談員と資格要件の見直しを見据えて、
研修ポイント制度の今後の展開を考える目的で開催したもの。
福祉用具の卸事業者であり、また研修実施者でもある立場から、清水義生氏は「所属事業所
によって研修機会に差が出るのは問題。ふくせんと連携して、全国で認証研修を開催し、
研修受講の機会を提供したい」としていた。
福祉用具貸与の経営者の立場から、鈴木みどり氏は「ポイントの実績はケアマネジャーに
対するアピールになる。登録者が増えて、お互いが競争しあうことで、全体のレベルが高まる。
多くの方の参加を期待したい」としていた。
メーカーで、また研修実施者の立場から、前田隆史氏が「学習グループである安寿会では、
研修ポイントの認証研修を昨年度11回開催している。そこで感じたのは、制度の認知度が
まだまだ低いこと。ぜひ、普及啓発に努めていきたい」としていた。
コーディネーターの渡邉愼一氏は、「研修ポイントにおいて福祉用具専門相談員に必要な知識、
技術は、やはり福祉用具に関することが第一。メーカーの説明会や講習会が認証研修に
なることが望まれるので、広く関係者にアピールしていきたい」としてた。
右奥から、渡邉愼一氏(一般社団法人神奈川県作業療法士会会長)、
清水義生氏(株式会社ウェルファン)、鈴木みどり氏(株式会社トップ
コーポレーション)、前田隆史氏(アロン化成株式会社、近畿安寿会)
資格・養成制度の見直しと福祉用具専門相談員の研修ポイント制度
〜次期制度改正を見据えて、研修ポイント制度の展開を考える〜
ワークショップは、来年度施行予定の福祉用具専門相談員と資格要件の見直しを見据えて、
研修ポイント制度の今後の展開を考える目的で開催したもの。
福祉用具の卸事業者であり、また研修実施者でもある立場から、清水義生氏は「所属事業所
によって研修機会に差が出るのは問題。ふくせんと連携して、全国で認証研修を開催し、
研修受講の機会を提供したい」としていた。
福祉用具貸与の経営者の立場から、鈴木みどり氏は「ポイントの実績はケアマネジャーに
対するアピールになる。登録者が増えて、お互いが競争しあうことで、全体のレベルが高まる。
多くの方の参加を期待したい」としていた。
メーカーで、また研修実施者の立場から、前田隆史氏が「学習グループである安寿会では、
研修ポイントの認証研修を昨年度11回開催している。そこで感じたのは、制度の認知度が
まだまだ低いこと。ぜひ、普及啓発に努めていきたい」としていた。
コーディネーターの渡邉愼一氏は、「研修ポイントにおいて福祉用具専門相談員に必要な知識、
技術は、やはり福祉用具に関することが第一。メーカーの説明会や講習会が認証研修に
なることが望まれるので、広く関係者にアピールしていきたい」としてた。
右奥から、渡邉愼一氏(一般社団法人神奈川県作業療法士会会長)、
清水義生氏(株式会社ウェルファン)、鈴木みどり氏(株式会社トップ
コーポレーション)、前田隆史氏(アロン化成株式会社、近畿安寿会)
[2013/07/30掲載]
<ご報告> 研修実施者への説明会を開催しました
10月から本格スタートを予定している「福祉用具専門相談員の研修ポイント制度」。
去る7月22日(月)、研修実施者に対して、説明会を開催しました。
当日は、福祉用具専門相談員の指定講習を実施している事業者の方や、
福祉用具の研修会を開催する福祉用具メーカーの方、本会ブロック関係者等
定員一杯ご参加いただきました。この場をお借りして感謝をお伝えいたします。
説明会では、公益財団法人総合健康推進財団 保健福祉推進担当 係長の山村様、
ラックヘルスケア株式会社 取締役社長の花房様にも意見発表していただきました。
研修の認証申請は、近日中に受付を開始いたします。(認証料は無料です)
多数の研修実施者からの申請を心よりお待ち申し上げております。本会では、研修実施者と協力しながら制度を充実させたいと考えています。
◆研修情報を1箇所にまとめ、相談員の受講を促進
研修ポイント制度で認証した研修は、専用ウェブサイトに掲載します。
情報を1箇所にまとめることができ、福祉用具専門相談員が研修を受講
しやすい環境につなげます。
◆受講者確保のインセンティブに
研修実施者にとっては、研修ポイント制度で認証されている研修として
ご案内していただくことで、受講者の確保につながると考えています。
研修ポイント制度におけるカリキュラムを参考に、様々な領域・科目の研修を
企画・開催して頂き、本制度へ認証の申請をしていただくことを期待しています。
◆業界の発展に寄与
福祉用具専門相談員の研修受講機会を確保すること、また、利用者・家族、
ケアマネジャー等にサービス選択の際の判断材料としていただくことにより、
福祉用具専門相談員が知識・技術等を習得することへのモチベーションに
つなげます。福祉用具専門相談員の資質の向上、ひいては福祉用具サービスの
発展と、より質の高いサービス提供環境の整備に寄与します。